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健康の秘訣

ここでは現代医学から民間療法まで幅広い見識をもった当院長が、健康の秘訣にまつわる情報を発信していきます。皆さまの健康維持の一助になりますと幸いに存じます。

うちのネコの話

2022-07-01
 うちのネコ(二代目タマ)は元野良猫(おそらく捨て猫)です。山村の食堂の倉庫に住み着いて、ネコ好きな人が世話をしていましたが、自分の家には猟犬が居てネコにとっては危険なので、保健所のホームページで飼い主を募集していたのです。その写真の顔が初代タマにそっくりだったので、私たちが飼うことにしました。
 育ちが育ちなので何でも食べるかと思っていたら、なんとキャットフードしか食べません。魚や鶏肉にはまったく興味なし、鼻先に差しだしてもプイと横を向くのです。そして最初は安いキャットフードを食べていましたが、一度Sheba(シーバ)を与えるとよほどおいしかったのか、それっきり他のものは食べなくなりました。それから5年間、毎日Shebaだけ朝夕に一袋ずつ。量は少ないのですがブクブクと太ってしまい、自分のお尻をなめることができなくなってしまいました。後ろ足を前足で抱え込みながらピクピクと力を込めて必死に頑張ってもダメ。まさに滑稽の一言、ネコとしてはあるまじきことです。
 ところが異変が生じました。腹部の毛がどんどん抜けていき、剥き出しになった皮膚にはザラザラした湿疹のようなものができてとても痒い様子です。動物病院に連れて行くと「餌が合わないかも知れない」とのことで、z/dという食物アレルギー・皮膚ケア用の餌を勧められました。
 すると最初の1回目を食べたものの、それ以降は一口も食べようとせず、ずっと後を付きまといShebaをねだり続けます。心を鬼にして無視すること3日間、あきらめてようやく食べ始めました。すると皮膚はみるみるきれいになり、毛も生えてきました。そして気がつくとお尻をなめることができるようになったのです。餌が変わっただけでこんなに違うとは・・。
 アトピーや湿疹がひどくなった方、肩こりで悩んでいる方、若返りたい方、毎日の食事を見直されてはいかがでしょう。
2022-06-03
V0l.2 桜の木が教えてくれたこと
私のクリニックは、延岡市の繁華街からずっと離れた住宅地にあります。クリニックから坂を上っていくと団地があり、その一角に私の自宅があります。ちょっと不便ですが、街や海や海岸線や島が一望でき(天候に恵まれると四国も見える)、春にはウグイス、夏は蝉、秋に虫の鳴き声、冬には海に映る月、と季節ごとの風流もあり、住んでいるだけで気持ちが落ち着きます。
 さて、その庭に1本の桜の木があります。住宅を建てたときに、知り合いの造園業者が植えてくれた桜です。春になると花が咲き、青空と海を背景としたコントラストが見事。風に花びらが舞うと本当にきれいです。
 ところが数年経つと桜の木が弱ってきました。どうしたことだろうと近寄ってみると、木の幹に薄緑色の変なコケのようなものがべったりと張り付いているではありませんか。きっとこの変なコケ(?)のせいで桜の木が弱ったのだと直感したものの、うまく剥ぎ取ることもできず、ならば何か薬品を使えばいいのだろうかと考えているうちに、自分が間違っていることに気付いたのです。
 「コケのようなものが生えたから桜の木が弱ったのではなくて、桜の木が弱ったから変なものが生えたのだ」と考えるのが当たり前ではないかと。
平地の庭で平穏に生きていた桜の木が、ある日突然掘り起こされて風当たりの強い団地に移植されたのです。しかもゴロゴロと小石の出てくるやせた土地、海から吹いてくる強い塩風、住宅の陰になって日当りも悪く、台風が来れば遮るものはありません。考えてみれば弱るのも無理はありません。私が「桜の木がここに欲しい」と言ったばかりに、かわいそうなことになった訳です。よく見ると、弱っているのは桜の木だけではありません。ケヤキや楓、樫の木、イチョウなど・・、ほとんどは枝が細り、葉っぱが枯れていました。木の性格と合わない環境に移植されたストレスは相当なものだったのでしょう。私はなんとも申し訳ない気持ちになりました。
 それから数年後に私たちは以前住んでいた住宅からクリニックの上の住宅に引っ越しをしました。すぐに引っ越さなかったのは、以前の住宅は学校の近くにあったから。子供たちも高校を卒業したので、ようやくクリニックの近くに住むようにしたのですが、それから不思議な事が起こりました。桜の木を始め、あんなに元気のなかった木々が次第に青々と茂るようになったのです。
 植物にも心があるという話はやはり本当だと実感し、「木も人も同じ。病気になったから弱るのではなく、弱ったから病気になるのだ」「病気が治ったら元気になるのではなく、元気になれば病気も治る」「だから病気になるような環境を避けて、元気になるような環境(活気のある)で生活することが大切なのだ」そのように考えるようになったのです。

Vol.1 花粉症について

原因はアレルゲン
花粉症とは、花粉がアレルゲン(アレルギーの原因物質)となって目や鼻、咽頭などの粘膜に炎症を起こす病気で、花粉が飛散する期間は、かゆみや涙、鼻水、咳などの症状が持続します。

ひどいときには粘膜症状にとどまらず、顔全体が赤く腫れたり、微熱が続いたりすることもあります。スギやヒノキ、カヤ、ブタクサ、ヨモギなど何種類もの樹木や雑草が花粉症の原因となりますが、特にスギは花粉が飛散する地域の広さ、花粉量の多さ、期間の長さともずば抜けており、患者さんの数も多いのです。
花粉症の対策
花粉症の対策としては、まずきちんと検査を受けて自分が何にアレルギーがあるのかをはっきりさせることが大切です。採血をすればアレルゲンを同定することができます。

アレルゲンとなる花粉が確定すれば、その飛散時期の1~2週間前から、抗アレルギー剤を内服し始めると症状が抑えられます。最近では、1日1回の内服で眠気の少ない抗アレルギー剤が開発されており、点眼薬や点鼻薬を併用するとさらに効果的です。花粉症の症状が出現したときには粘膜がすでに腫れており、抗アレルギー剤が効きにくくなるため、速効性のある強い薬(多少のステロイドホルモンを含有する)が必要になることもあります。

なお妊娠中の方は産婦人科のドクターに確認してから薬を服用してください。
お勧めできない魔法の薬?
ときどき見かけるのですが、1ヶ月単位で効果が持続するようなステロイドホルモンを注射するドクターもいます。一発の注射で花粉症の症状が長く消えるので、私のクリニックでも注射を希望する患者さんがたまにいるのですが、長期に効果がある分ステロイドの副作用も持続しますので、あまりお勧めできません。
花粉症の症状の程度は、心身の健康状態を反映する
心身が健全に保たれているときには、たとえ花粉に暴露しても症状は軽く、生活習慣の乱れやストレスが原因で、心身が弱っているときには、いつも以上にひどい症状に悩まされます。

これは花粉症に限らず、アトピーや喘息などのアレルギー疾患でも同様です。アレルゲンという外的因子にばかり気をとられずに、自分自身の内的な危機に気づくことも大切です。
花粉症を克服する生活習慣
お菓子類、タバコ、飲酒は避ける
お菓子や加工食品の食べ過ぎは、花粉症の症状をひどくします。糖質の摂りすぎは粘膜を弱くします。ハンバーグ、牛乳などの高タンパク、高脂肪の食材も控えましょう。タバコ、飲酒は言うまでもありません。

きれいな水をたくさん飲む

花粉症の症状がひどい患者さんの血液はひどく汚れています。きれいな温めの真水をなるべくたくさん飲んで、体液をきれいに保つことが肝要です。きれいな真水を飲めば、新陳代謝が高まり、アレルギー症状が改善します。

酵素食品を摂取する
血液に残る余分な栄養素や老廃物は、アレルギー症状を増強します。自然素材の食物酵素が豊富な食事に心がけましょう。新鮮な野菜、特にダイコンには食物酵素がたくさん含まれています。外食が多い方や食事が不規則な方は、酵素サプリメントを摂取するのも良いでしょう。
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