運のいい患者さん①
2026-06-07
運のいい患者さん②
2026-06-07
胸部レントゲンで、肺門部の透過性が低下したのでCTを撮影した患者さん。
肺門部に問題はありませんでしたが、右肺底部に結節が見つかりました。呼吸器外科を紹介したところ、早期肺癌と診断され、治癒切除出来ました。
この癌が存在した場所は右横隔膜のすぐ上、レントゲンでは肝臓に隠れて見えません。肺門部の異常が疑われなければCTを撮影することもなく、ずっと大きくなるまで気付かれなかったでしょう。
たまたま偶然に早期肺癌が見つかった、運のいい患者さんです。
そこで一言。
「肺癌の検診はCTで!」
偶然見つかった胆嚢癌
2025-08-28
この患者さんは、高血圧や高コレステロール血症、脳梗塞などの病気を脳外科で診てもらっていましたが、高齢で通院が困難となったため太陽クリニックに紹介されました。そこで合併症の有無についても調べたところ、エコー検査で胆嚢内に不整形の腫瘤が見つかりました。それからすぐに県立病院の外科で胆嚢癌と診断され、無事手術を終えて退院することができました。胆嚢癌は痛みや黄疸などの症状が現れてからでは手術もできないことがありますので、この方は運が良かったと思います。
エコー検査の主な目的は大動脈瘤や頸動脈血栓などでしたが、同時に肝臓や胆嚢、腎臓、膵臓、甲状腺なども観察できます。このように別の病気が偶然見つかることは決して稀ではありません。
甲状腺にできた大きな腫瘤
2025-08-28
高血圧で通院中の患者さんですが、左の甲状腺に3cmを超える大きな腫瘤が見つかりました。エコーでは不規則な軟部組織の中に液状の部分が混在する嚢胞状の腫瘤です。
すぐに大分県にある甲状腺専門病院に受診してもらったところ、細胞診などに悪性所見は診られず、太陽クリニックで経過観察することになりました。さらに大きくなるようならば、専門病院を再受診してもらいます。
このC T画像からわかること
2025-08-19
ある胆石患者さんの腹部C Tの写真です。
正中のやや左側に楕円状に見えるのが胆嚢で、その中で白く写っている何個もの粒状の物体が胆石です。このように骨と同じくらいの濃度で描出される胆石は硬く、薬では溶けません。除去するには胆嚢ごと取ることになりますが、通常は内視鏡手術で除去できます。
さて、私の目にはそれ以外に気になることがあります。
この患者さんは見かけは大きく力もありそうなのですが、実際には身体のほとんどを脂肪(黒く見える部分が脂肪)が占めていて、筋肉(皮下脂肪と腹腔内脂肪の間にある灰色っぽく見える部分)は薄くスカスカになっているのが一目瞭然なのです。このままでは体重が重い分なおさらにひどい腰痛を起こすでしょう。これから糖分を控えタンパク質を摂りながら運動しなければいけません。また、身体をきれいにしてくれる生野菜をたくさん食べることも大切です。





