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新型コロナ 私の見解

ブログ

なぜ、コロナばかり騒ぎ立てる? インフルエンザも怖いのに・・

2023-01-08
 年が明けて仕事始めとなった2023年1月4日、発熱した患者さんが一気に増え、ついにインフルエンザA型の発症がみられました。私のクリニックでは2020年2月8日以来、実に2年11ヶ月ぶりのことです。さらにこの日はインフルAの人数がコロナを上回り、それ以降もデッドヒートを見せています。
 テレビに出演する専門家と言われる人たちが、昨年度、一昨年度とほとんどインフルエンザが発症しなかった理由を「コロナ対策でマスク着用が徹底されたため」「コロナに比べてインフルエンザの感染力が弱いため」などと解説していましたが、私は「そうではなくインフルエンザウイルスが居ないからだ」と持論を述べ続けて来ました。
 と言うのも、2020年の2月にはプロ野球のキャンプが例年通り行われていて、マスクをしている観客はほとんど居なかったのです。ですからマスク着用が当たり前になるもっと前からインフルエンザは発症していません。ようやく彼らの言った事が全くのでたらめだったことがはっきりしました。中には「人体内でのウイルス干渉(優位なウイルスの干渉により他のウイルスは排除される)」を強調する専門家もいますが、現実はコロナとインフルのダブル感染を起こしている患者さんもいます。あるいは自然界の中においてはウイルス干渉があったかもしれませんが・・。
 ところで今回のインフルエンザはかなり危険かもしれません。この3年間、インフルエンザウイルスに曝露する機会がなかった上、毎年インフルエンザが流行していたころに比べてワクチンの接種率も少なくなっているため、きっとインフルエンザに対しての免疫力は低下しています。変異を繰り返しながら弱毒化しているコロナよりも久しぶりのインフルエンザが怖い、そんな気がします。
 患者さんがコロナなのかインフルなのか・・ここ数日で(検査をする前に)なんとなくわかるようになりました。キョロキョロと車に近づく私たちを見ながら自分の順番を待っている患者さんはコロナが多く、シートにもたれグッタリし目を閉じてボーッとしていて窓ガラスをコンコンとノックしてやっと気付く患者さんはたいていインフルエンザです。
 ニュースでは未だにコロナばかり騒いでいるようですが、インフルエンザは脳症も発症する怖い感染症なのです。

新型コロナワクチンは危険?!

2022-11-19
 つい最近、40代の女性が新型コロナワクチンを接種した直後からショック状態になり救急搬送されたものの助からずに死亡したというニュースがありました。マスメディアでは「医師の対応が不十分だった」ことを問題視していますが、伝えられた状況からはベテランの臨床医が対応しても困難な事例だったように思えます。当事者の方々は本当にお気の毒ですが・・。
 
 さて、ワクチン接種を薦める風潮に打ち消されていますが、新型コロナワクチンの接種には相当のリスクがある現実を誰もが知っておくべきです。
 
他のワクチンとは比較できないほどの有害事象
 これまで2,000人近くの人が新型コロナワクチン接種後に死亡しています。これはあくまで医師が報告し受理された数であり、実際にはもっと大勢が犠牲になっていると思われます。持続する発熱や倦怠感、しびれなどの後遺症に苦しむ人も多く、自己免疫系の変調によって1型糖尿病などの難病を発症したり急激に悪性腫瘍が進行した事例も数々見聞きします。現在行っているインフルエンザワクチン接種時の問診票には「これまでにワクチンを接種した後に体調が悪くなったことがありますか?」という項目がありますが、「はい」の原因のほとんどは新型コロナワクチンであり、他のワクチンはほとんどみかけないのです。
 
救急救命体制は軽視されている
 そもそも救急救命の専門医やスタッフがワクチンを射っている訳ではありません。また実際のところ医師全体の中でまともに救命処置を行える医師は少数です。ワクチンの射ち手が足りないため臨床経験の少ない医師や公衆衛生医が担当することもあって当たり前、歯科医師まで動員しようとしていたことを忘れてはいけません。
 また、接種会場にあるはずの救急薬品や医療器具はどの部署のだれの責任で整備されているのでしょうか? そして救急車が接種会場に到着して病院に搬送されるまでにどれほどの時間を要するのか、接種会場の現状を知ることも大切です。
 
肩書きで信用してはいけない
 あなたは新型コロナワクチンの接種後にアンケートをされましたか?きっとされていませんよね。では、テレビに出演してワクチン接種を薦める専門家たちはどのようにワクチン被害の事実を把握できるのでしょうか?
 
 ワクチン接種はあくまで個人の自由です。周りの雰囲気に流されるのではなく、自分自身でよく考えリスクを受け入れた上で行動してください。

コロナワクチンいつまで射つのか?

2022-09-27
 オミクロン株に対応したワクチン接種が始まったようですが、皆さんはどのように考えておられますか?
 さっそく射ちたいと思っている人もいれば、どうせまたすぐに変異するので期待薄と考える人、こんなに何度もワクチンを接種しても大丈夫なのかと心配する人も多いのではないでしょうか。
 ワクチン接種はあくまで個人の自由、その損得をよく考えた上で自分の意思で決めることが大切です。が、マスメディアやテレビに出ている医師(医師免許を持った者)たちが接種を強く勧める方に偏っていることや、同調圧力が存在することは不幸だと感じますので、私の考えを正直に述べます。
 
 まず原則として、ワクチンの効果が期待できるのは次の2つの場合です。
  • 目標となる病原体がずっと同じ構造である場合(麻疹、風疹、おたふく、B型肝炎など)この場合は免疫記憶により終生免疫となります。
  • ウイルスは変異するが流行時期が短くワクチンによる抗体価が高い間に終息するもの(代表例:インフルエンザ)
 
 さて、これまで何度も変異を繰り返しながら季節に関係なく流行を繰り返す新型コロナウイルスはこの2つに当てはまるでしょうか? 少なくともワクチンで新型コロナを終息させることはできないと思います。
 ワクチンによる被害は公表されているよりも多いので、(もう一度繰り返しますが)接種の損得をよく考えて自分の意志で決めることが肝腎です。

新型コロナウイルスは弱毒化している・・その根拠

2022-08-27
掲載した図はNHKが公表している、新型コロナ感染者と重症者の推移をまとめたものです。
この2つのグラフを見ると、新型コロナ感染者は増加しているものの重症者はむしろ減少しているのがよくわかります。
よく専門家やマスコミは「ワクチン効果」だと言い張り、しきりに4回目の接種を勧めますが、本当にそれは正しいのでしょうか?
しかしワクチンという条件を取り除いて分析すれば「ウイルス自体が弱毒化している」ためだとわかります。
どうするのかといえば、ワクチン未接種者だけを選んで解析すればいいのです。
以下、簡単に説明します。
 
まず2つのグラフを元に昨年夏の流行に比べると・・
  • 感染者は10倍程度に増加している
  • 重症者は1/3程度に減少している ことがわかります。
数が10倍になったのにもかかわらず重症者が1/3なので、重症化リスクは1/30となります。ただしこの中にはワクチンを接種した人も含まれているので、ワクチン未接種者だけに限定して計算します。
1年前にはまだ50%程度の人が未接種でしたが、現在も20%近くの人は1回もワクチンを接種していません。よってワクチン未接種者の割合は昨年の2/5です。
こんなことはあり得ませんが重症者のすべてが未接種者だったとしても、その重症化リスクは(1/30)÷(2/5)=5/60=1/12、つまり10分の1以下・・。
 
なお、この数字はワクチン接種者と未接種者が同じ確率で感染(ワクチンの感染予防効果は0)した上で、未接種者だけが重症化するという条件で計算したものです。実際にはワクチン接種者も重症化していますし、ワクチンに多少なりとも感染予防効果があるならば感染者に占める未接種者の数はもっと多くなり、その重症化率はこの数字よりもさらに低くなります。
 
結論 ウイルスそのものが弱毒化している。
 
さて、現時点でもワクチンを射っていない人たちには信念があるはずですから、これからも20%近くの未接種者が存在するはずです。
それぞれの時点における新型コロナウイルスの脅威が本当はどれほどなのかを理解するには、この人たちのデータをきちんと解析することが大切です。
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